エクセルで売上集計表を作ってみました。上がその入力画面で、 会計伝票を模した作りにしていますので、どなたにも違和感なく利用してもらえると思います。
使い方は極めてシンプルです。まず客数を入力、 品名をマウスで選択し販売数量を入力したら登録ボタンをクリックするだけです。 そのお店の売上にもよりますが、一日分なら10分程度の作業だと思います。
売上日計表
客単価の推移をリアルタイムに把握することは極めて重要で、 特にメニュー換えを行った前後の推移は慎重に検討しなければなりません。 さらに売上は最低限、料理売上と飲料売上別に把握する必要があります。 この構成比の変化が原価率(利益率)の変動要因となることは非常に多く、 店舗トータルの原価率や利益率に変化があった場合は、先ず、これをチェックすべきです。
ABC分析用集計表
実はメニューやお品書きの作成で一番重要なのは作成前のこの分析です。 通常メニューブックやお品書きを新しくする場合は品目の入れ替えや、 価格変更が行われますが、その根拠はとても漠然としたものだったりします。 これはあまり売れていないようだから 止めるといった感覚的なもので、アイテムを決めるのは危険な行為です、 実測値と感覚では大きなズレが生じている可能性があります。
さらにいうならば、この分析結果がどのように変化する(させる)ことが自店にとって望ましいのかを 考えることは経営戦略そのものだといえます。ぜひエクセルを活用して店舗の経営改善に役立ててください。
ファイルのダウンロード
この売上管理用エクセルブックは以下から無料でダウンロードできます。ファイルはZIP形式で圧縮されてますので、 ダウンロード後解凍してご利用ください。abcbunseki.zip Filesize 40.3kb
セキュリティレベルの変更
このテンプレートはマクロ(VBAプログラム)を含んでいます。 お使いのエクセルのセキュリティーレベルが高になっているとプログラムの実行が出来ません。閉じる際には上書き保存を選んでください、変更を保存しなければ、セキュリティレベルは高のままです。
テンプレートの使用法
品名に255文字以内なら特に制限はありませんが、同じ名前が存在するとデータに狂いが生じるので注意してください。 単価には数字以外は入力しないでください。区分は料理・飲料・その他の三項目から選択してください。
会計伝票に複数の注文があった場合は続けて入力します。一枚の会計伝票の入力がすべて終わったら、 右上に表示される伝票合計と実際の伝票の合計を照合し、 正しければ登録をクリックします。登録が終わると入力欄はすべて空欄になるので、続けて次の伝票を入力してください。
エクセル2003までのバージョンで、一枚のブックで管理できるは約八か月分です。エクセル2007では1年分以上同一ブックで管理できますが、基本的にはデータの管理はバックアップの意味も含めて、1か月単位で行ってください。エクセルはデータベースソフトではないので一つのブックに大量のデータを 保管するのはリスクがあります。
メニュー数が100では足りないとのご指摘が複数の方から寄せられました(^_^;)
管理メニューを200まで増やした売上集計表を以下のアドレスにアップしました。
http://file.blog.fc2.com/officeut/template/39/abcbunseki200.xls
お店のメニュー数が100アイテムを超える方はこちらをお使いください。
管理メニューを200まで増やした売上集計表を以下のアドレスにアップしました。
http://file.blog.fc2.com/officeut/template/39/abcbunseki200.xls
お店のメニュー数が100アイテムを超える方はこちらをお使いください。