エクセルで作る飲食店メニュー 2009年08月

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売上集計プログラム(ABC分析機能付き)

 このサイトはエクセルでメニューやお品書きを作るという、 エクセルの使用法としてはいささか邪道な使い方を紹介しているのですが、 やはりエクセルは表計算ソフトとして使用した場合、最大のパワーを発揮します。 店舗経営に売上管理は必須ですが、これがなかなか面倒です。 エクセルを上手く活用すれば客単価や料理・飲料別の売上、 さらに商品別の売上数、売上高などの集計は簡単に出来ててしまいます。
 エクセルで売上集計表を作ってみました。上がその入力画面で、 会計伝票を模した作りにしていますので、どなたにも違和感なく利用してもらえると思います。
 使い方は極めてシンプルです。まず客数を入力、 品名をマウスで選択し販売数量を入力したら登録ボタンをクリックするだけです。 そのお店の売上にもよりますが、一日分なら10分程度の作業だと思います。

売上日計表

 これが売上集計用シートで、日々の売上の入力すれば、 更新ボタンを押すだけで、入客数、料理飲料別の売上、客単価の日別の集計結果が表示されます。
 客単価の推移をリアルタイムに把握することは極めて重要で、 特にメニュー換えを行った前後の推移は慎重に検討しなければなりません。 さらに売上は最低限、料理売上と飲料売上別に把握する必要があります。 この構成比の変化が原価率(利益率)の変動要因となることは非常に多く、 店舗トータルの原価率や利益率に変化があった場合は、先ず、これをチェックすべきです。

ABC分析用集計表

 商品の売れ筋、死に筋を見極め、対処することは商売の基本です。 特に飲食店の場合、死に筋を多く抱えたメニュー構成はロスの増加や棚卸資産の過剰となり、 店舗経営を悪化させます。この商品別の販売数の把握は手作業だと非常に面倒なものですが、 これも更新ボタンをクリックするだけで、すべてエクセルが集計してくれます。販売数順の並べ替えも簡単です。

 もちろん商品別の売上高の集計も可能です。

 実はメニューやお品書きの作成で一番重要なのは作成前のこの分析です。 通常メニューブックやお品書きを新しくする場合は品目の入れ替えや、 価格変更が行われますが、その根拠はとても漠然としたものだったりします。 これはあまり売れていないようだから 止めるといった感覚的なもので、アイテムを決めるのは危険な行為です、 実測値と感覚では大きなズレが生じている可能性があります。
 さらにいうならば、この分析結果がどのように変化する(させる)ことが自店にとって望ましいのかを 考えることは経営戦略そのものだといえます。ぜひエクセルを活用して店舗の経営改善に役立ててください。

ファイルのダウンロード

 この売上管理用エクセルブックは以下から無料でダウンロードできます。ファイルはZIP形式で圧縮されてますので、 ダウンロード後解凍してご利用ください。


abcbunseki.zip Filesize 40.3kb

セキュリティレベルの変更

このテンプレートはマクロ(VBAプログラム)を含んでいます。 お使いのエクセルのセキュリティーレベルが高になっているとプログラムの実行が出来ません。
 このテンプレートはアップロード時にウィルスチェックを行っていますが、 ご使用になるパソコンにアンチウィルスがインストールされていない場合は、 このテンプレートに限らずマクロ入りのエクセルやワードのファイルは開くべきではありません。 まずはアンチウィルスソフトのインストールを検討してください。

 このテンプレートを使用するにはマクロのセキュリティーレベルを中に変更します。 [ツール]→[マクロ]→[セキュリティー]とクリックしてください。

 表示された画面で中にチェックを入れ、[OK]ボタンをクリックし、一旦開いたブックを閉じます。
閉じる際には上書き保存を選んでください、変更を保存しなければ、セキュリティレベルは高のままです。

 閉じたブックを再度開くと、今度はこの警告画面が出ると思います。 既にセキュリティレベルが中になっている場合は最初からこの画面がでますので、 [マクロを有効にする]をクリックしてください。この画面は毎回出ます。 尚、一切警告画面が出ずにファイルが開けてしまった方はセキュリティレベルに問題があります。 レベルが低になっている場合は中に変更し、ウィルススキャンを早急に行うことをお勧めします。

テンプレートの使用法

 テンプレートを開くと日付確認のフォームが出ます。 ここには記帳する伝票の日付を入力します。入力は9/10のように月と日を/で区切ってください。 年は1月に前年12月の売上を入力するような場合を除き不要です。

 使用する前準備として販売品目を入力します。 これは一回入力すれば、メニューの追加があるまで入力する必要はありません。
 品名に255文字以内なら特に制限はありませんが、同じ名前が存在するとデータに狂いが生じるので注意してください。 単価には数字以外は入力しないでください。区分は料理・飲料・その他の三項目から選択してください。

 伝票の入力はまず客数を入力してください、 次に品名欄をクリック、横に下向きの三角が現れるのでクリック。 リストとして入力した品名が現れるので入力したい品名を選択。 数量を入力すると単価と区分、売上は自動的に表示されるようになっています。
 会計伝票に複数の注文があった場合は続けて入力します。一枚の会計伝票の入力がすべて終わったら、 右上に表示される伝票合計と実際の伝票の合計を照合し、 正しければ登録をクリックします。登録が終わると入力欄はすべて空欄になるので、続けて次の伝票を入力してください。
 誤った内容を登録してしまった場合は、戻るボタンをクリックすると入力済みの伝票が表示されるので、内容を修正してください。
 内容を修正後、登録ボタンをクリックすると確認メッセージがでますので、内容に問題がなければ[はい]をクリックします。
 すべての品目を削除した場合は削除確認のメッセージがでます。ここで[はい]を選択するとすべての内容が削除されます。尚、品目名を 削除すると数量も自動的に削除されます。ここで[いいえ]をクリックすると、変更確認のメッセージが再度でるので、 入力された内容に変更を加えない場合は[いいえ]をクリックします。

 エクセル2003までのバージョンで、一枚のブックで管理できるは約八か月分です。エクセル2007では1年分以上同一ブックで管理できますが、基本的にはデータの管理はバックアップの意味も含めて、1か月単位で行ってください。エクセルはデータベースソフトではないので一つのブックに大量のデータを 保管するのはリスクがあります。

 メニュー数が100では足りないとのご指摘が複数の方から寄せられました(^_^;)
管理メニューを200まで増やした売上集計表を以下のアドレスにアップしました。
http://homepage3.nifty.com/office-ut/abcbunseki200.xls
お店のメニュー数が100アイテムを超える方はこちらをお使いください。
 
- 尚、カスタマイズご希望の方はメールにてご連絡ください -