エクセルで作る飲食店メニュー 2009年09月

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チラシ・フライヤーの活用

 飲食店の広告宣伝法としてポピュラーなものにチラシ・フライヤー・ビラがありますが、 この三つに明確な違いがあるわけではありません。いずれにしても不特定多数に大量に 配ってはじめて効果が上がる宣伝方法です。
 ここで問題になるのが大量に印刷するという点で、これをインクジェットプリンタで行うのは 時間的にもコスト的にも、さらに品質的にもおすすめできません。 印刷物はパソコンで自作したほうが安上がりと考えがちですが、これはあくまで小ロットの印刷に 限られます。デザインにもよりますが写真を数点入れ、背景に30%程度のべた塗り部分が ある印刷物はメーカー純正のインクを使用するとA4片面で1枚単価30円~40円となり、 かりに1000枚印刷すると40,000円以上の製作費が発生してしまいます。 さらに写真を使用した場合、スーパーファイン(高品位専用紙)モードでの印刷が必要になりますが、 これをインクジェットプリンタで行うと気の遠くなるような時間がかかります。
 チラシのように大量の印刷物はオフセット印刷が適しています。オフセット印刷用の原稿は イラストレーターでの入稿が原則でしたが、最近はワード・エクセルといったオフィスソフトで 作成した原稿も受け付ける印刷会社が増えてきました。これだと1000枚印刷しても印刷代は 10,000円以下になるケースが多く、大幅に印刷コストを削減することができます。

印刷会社比較

 以下が主なネットで注文できる印刷会社ですが、どの会社も信じられないほど 安く印刷を請け負っています。価格はA4片面カラーで紙はコート90kg、納期は5日で 統一していますが、印刷枚数により各社違いがでてきます。エクセルやワードの原稿を 入稿する場合の条件も各社違いがありますので、各社のwebサイトで、よく検討してください。
印刷会社名 印刷代 送料 変換料 備考
WAVE 4900 無料 1500 エクセル未対応なのが残念
プリントパック 4800 無料 0 とにかく安いです
印刷通販株式会社 6500 無料 2000 やや変換料が高めです
印刷ネット通販 グラフィック 6600 無料 1000 プロが愛用、中間ファイル作成で変換料無料
ピーネット 6928 無料 0 MSオフィス原稿は確認用のファイルが送られてくるので安心できる
プリントネット 5200 無料 1050 ここもかなり安いようです

原稿作成上の注意

フォントに関する問題

 原稿を受け付けるといってもエクセルやワードでの入稿にはやはりかなり問題があります。 第一にフォントの問題で、印刷を依頼した印刷会社に原稿で使用したフォントがない場合、 フォントが置き換えられてしまいます。文章に使われるフォントの置き換えはそれほど 問題ありませんが、キャッチコピーなど大きな文字のフォントの置き換えはかなり デザインのイメージを変えてしまいます。エクセルやワードの場合、ワードアートを使用する ことが多いと思いますが、この場合ワードアートをコピーし、[形式を選択して貼り付け]で [拡張メタファイル]を選択するとこの問題を回避できる場合があります。 あと問題になるのが改行が意図しない部分で行われたり、文字が欠損する場合があります。 これは文字の幅がフォントによって異なるためで、これも大きな問題です。イラストレーターで 入稿する場合、文字はすべてアウトライン化といって文字をすべてベクターデータに変換して しまうわけですがオフィス系のソフトではこれができません。  

透明度に関する問題

 透明あるいは半透明にしたオブジェをオフセット印刷すると、その効果が失われてしまいます。 また効果が失われないないまでも奇麗に透過しないなどの問題が発生します。またグラデーション効果も 粗いものになってしまいます(透明+グラデーションはインクジェット印刷でも不可)これの回避策はいまのところ残念ながらありません。

塗りつぶし効果に関する問題

 図の塗りつぶし効果にも問題があり、塗りつぶしにパターンを使用した場合、意図した結果に出力されない 場合があります。

色味に関する問題

 インクジェットプリンタでも起こるのですが、パソコンのモニターと印刷結果の発色が違うという問題があります。 モニターはRGBという光の三原色で色を表現しますが印刷はCMYKという色の三原色に黒を加えたもので表現するため どうしてもパソコンのモニターで見る色よりくすんだ色味になってしまいます。

変換料金

 MSオフィス製品の入稿を受け付けている印刷会社も印刷料金にデータの変換料が加算されるのが通常です。 これは2000円から5000円ぐらいですが、変換に関する作業内容は各社まちまちでフォントの変換に関しては 自社内にあるフォントに置き換えというのが多いようです。尚、印刷会社によってはPDFで入稿したり、 指定の中間ファイルを作成し入稿することで変換料が無料になる場合があります。